先輩達の活躍 本文へジャンプ
先輩の紹介 

全日制電気科 S29年卒
   能田舜二先輩
プリズム・ボードシステム
の説明をする能田社長
 「プリズム・ボードシステムの商標登録も済み、快進撃の能田電気工業社長、能田舜二さん。
 東京商工会議所の技術評価事業での評価結果により、都民銀行から開発資金の融資も決まった。

 同社が今回製品化するのは、地下鉄の駅構内などで使われている電飾看板にプリズム効果のあるアクリル棒を導入し、光の屈折を利用して光を拡散。さらに拡散反射率の高い反射板を利用することで、通常4本使用されている蛍光灯を2本に減らすというものだ。
 光のムラをなくすとともに、電気使用量も2分の1になる。メンテナンスも容易で、使用済みの蛍光灯の廃棄量削減につながるというメリットもある。
 そもそもこの技術を開発したのは、3年前に駅の看板照明交換工事をしていた時、看板内の反射板に紙を利用しているものを見て、発熱による危険性を感じたのがきっかけだという。また京都議定書の批准など、国をあげて地球環境保全を進めようとする動きの中、「省エネ・省電力に貢献できれば」との思いもあった。
 実はこの技術はこうした思いを背景にしながらも、商品化までは能田社長が「余っている時間を利用して実験」していたもの。「社員でさえ、社長の道楽とそっぽを向いていた」と笑いながら振り返る。
 その「実験」をしていたときにタイミングよく東商の技術評価の公募があり、応募。エネルギー消費の削減に役立つ点などで高い評価を受けた。
 今では駅だけでなく、飛行場などでも使いたいとの要望がきているという。
 「見てのとおり、省エネ効果は2分の1。使ってもらうほど日本中が得なのかな」と微笑みながら自信をのぞかせた。
(東商ニュースライン 2003.11.23)